明顕山 祐天寺
Myokensan Yutenji
駅名にもなっている、歴史のある寺『明顕山 祐天寺(みょうけんさん ゆうてんじ)』。とても広い境内には、東京都旧跡や、目黒区指定文化財が数多く現存している。駒沢通りに面している表門は、将軍や武士が出入りするための門だったようで、一般の人は門番所への断りなしには入る事が許されなかったようだ。門をくぐれば、歴史を存分に感じる事ができる。
開山は江戸中期の名僧祐天上人で浄土宗の名刹として知られている。祐天寺の創建年は1718年(享保3年)、本堂はその翌年に建立されたが、途中に再建、復興があり、現在の建造物にいたる。徳川家と因縁のある寺として栄えてきた祐天寺には、徳川家にゆかりのある人たちの、寄進による江戸時代の遺構を伝える建造物が数多く残っている。
仁王門(におうもん)、累塚(かさねづか)、鐘楼(しょうろう)、五社稲荷(ごしゃいなり)、地蔵堂(じぞうどう)など、祐天寺本堂の他にも、敷地内にあるものがすべて見どころであった。一つ一つの建造物には歴史があり、由来や物語を知る楽しさもある。
春には桜の名所としても知られている祐天寺、近くまで行った時には、ぜひ立ち寄って、歴史に触れてみてはどうだろうか。
明顕山 祐天寺
〒153-0061 東京都目黒区中目黒5-24-53
TEL 03-3712-0819 FAX 03-3760-6283
ジャンル
寺
Website
アクセス
祐天寺駅 徒歩7分
中目黒駅 徒歩11分
access map
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