日枝神社
Hie Shrine
横浜市内屈指の規模を誇る秋祭りが有名な神社『日枝神社(ひえじんじゃ)』。旧村社で、現在のJR根岸線より山側の中区伊勢崎町をはじめ南区にわたる横浜「関外」地区40ヶ町に開墾された吉田新田(よしだしんでん)の横浜関外総鎮守(そうちんじゅ)である。
吉田新田開拓者である初代吉田勘兵衛尉良信(よしだかんべえよしのぶ)が、江戸の山王権現の分霊を勧請し、寛文13年(1673年)に創建した。昔は山王大権現又は山王宮と呼ばれ、山王の宮が転訛して「お三の宮」と呼ばれるようになったという。祭神は、大山咋命(おおやまくいのみこと)、宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)。
神社境内には、「創建当時の手水鉢」や「苦難除けの石燈籠」があり、社宝として木彫獅子狗が残されている。
かながわのまつり50選にも選ばれる「日枝神社例大祭(秋のお祭り)」は、毎年9月敬老の日直前の金・土・日曜日に開催される。
最大の見所は、千貫神輿と呼ばれる横浜随一の大神輿「お三の宮の大神輿」が一日かけて氏子(氏神が守護する地域)町内を巡行する「大神輿御巡行」。そして奇数年に行われる本祭では、氏子30か町の大小約50基にも及ぶ町神輿が伊勢佐木町まで練り歩く「町内神輿連合渡御」。横浜の下町で行われる横浜を代表する祭りのひとつである。
日枝神社
〒232-0013 神奈川県横浜市南区山王町5-32
TEL 045-261-6902 FAX 045-261-6959
ジャンル
神社
アクセス
吉野町駅 徒歩3分
南太田駅 徒歩5分
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