舞岡公園 - 神奈川県横浜市

舞岡公園 - 神奈川県横浜市のイメージ 神奈川県横浜市戸塚区にある舞岡公園(まいおかこうえん)は、昔なつかしい田園風景が残された豊かな自然と横浜の原風景に出会える公園である。
公開日:2012-05-24
シリーズ:公園訪問の旅
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舞岡公園の入口舞岡公園の入口舞岡公園の入口付近舞岡公園の入口付近舞岡公園の周辺案内図舞岡公園の周辺案内図
※画像はクリックで拡大できます。

舞岡公園 訪問の旅

地図

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所在地神奈川県横浜市戸塚区舞岡町1764
交通アクセス横浜市営地下鉄ブルーライン舞岡駅より徒歩約25分。JR戸塚駅より江の電バスにて京急ニュータウン行・終点下車。R戸塚駅より江の電バスにて舞岡台循環行・坂下口下車。
電話舞岡公園小谷戸の里045-824-0107
ウェブサイト舞岡公園
入園情報 終日開園、田園体験区域(門の内側)は、ペット連れでの立ち入りはできない。また夜間は立ち入りできない。
小谷戸の里:営業時間、9~17時。休館日、第1第3月曜日(祝日の場合はその翌日)及び12/29~1/3。
駐車場あり(有料)、営業時間:6時~21時
食事施設なし
売店あり(小谷戸の里)
自動販売機なし
トイレあり
公園施設けやき広場、こぶし広場、おおなばの丘、耕作体験田んぼ、小谷戸の里、古民家、小谷戸池、きざはし池、さくらなみ池、宮田池、瓜久保(うりくぼ)、瓜久保の家、狐久保池(カッパ池)、前田の丘、中丸の丘、長久保池、大原谷戸池、大原おき池、ばらの丸の丘
おもなレジャー公園散策、森林浴、ハイキング、ウォーキング、自然観賞、ホタル鑑賞、バードウォッチング、農体験、お花見
舞岡公園おおなばの丘舞岡公園おおなばの丘舞岡公園・さくらなみ池舞岡公園さくらなみ池
舞岡公園の田園風景舞岡公園の田園風景舞岡公園のさくら休憩所付近舞岡公園のさくら休憩所付近舞岡公園の南門舞岡公園の南門
※画像はクリックで拡大できます。
全国のステキな公園を訪問するシリーズ『公園訪問の旅』、第三回目は、神奈川県横浜市にある広域公園『舞岡公園(まいおかこうえん)』を訪問してきた。この舞岡公園は、横浜市内では数少ない田園風景と谷戸(やと)の地形を活かした自然公園である。谷戸とは、丘陵地の谷あいの低地とそれに関連する森や沼地、水田などひっくるめた土地のことで、そこには数多くの動植物が生息している。
公園の駐車場周辺は、「けやき広場」「こぶし広場」という比較的に整備された公園エリアになっていて、そこから公園内を横断する車道の上にかかる橋を渡たると「おおなばの丘」という丘があるエリアになる。そして、おおなばの丘を下り車道を渡った先のエリアからが自然豊かな舞岡公園のメインエリアとなる。
さくら休憩所周辺広場にある南門の内側は、「田園体験区域」となっていてペット連れでの入場はできない。この田園体験区域は、公園内3か所にある南門、東門、北門から入場できる。これらの門は、開門時間が決められていて、夜間は入ることはできない。この田園体験区域には、「耕作体験田んぼ」や「小谷戸の里」などがある。小谷戸の里には、横浜市認定歴史的建造物の「旧金子家住宅母屋」という茅葺き屋根(かやぶきやね)の古民家や「舞・小谷戸屋」という公園内でとれた材料で作った手作り品を販売するお店などがある。
舞岡公園・ばらの丸の丘舞岡公園・ばらの丸の丘舞岡公園の木道舞岡公園の木道
舞岡公園の北門と耕作体験田んぼ方角舞岡公園の北門と耕作体験田んぼ方角舞岡公園の景色舞岡公園の景色舞岡公園の体験畑舞岡公園の体験畑
舞岡公園の昔ながらの山や雑木林に囲まれた土地に広がる田畑や池のある景色は、どこかなつかしく、とても癒やされる。三方向を山に囲まれた地形だからなのだろうか、園内は静寂に包まれていて、ここが横浜市内だということを忘れさせてくれる。
初めて舞岡公園に訪れた場合は、歩道が多くてちょっと複雑に感じるが、実際の園内は、南門~田園体験区域~北門~瓜久保の家周辺エリアに続く低地を通る一本の道を中心に、その周辺の丘陵地「ばらの丸の丘」「中丸の丘」「前田の丘」へ続く道などからなる単純な構造となっていて、道に迷うようなことはない。また、公園の中央付近にある一番大きな池「さくらなみ池」やその近くの「木道」は、見所の一つである。公園内にいくつかある丘は、どれもそれほど高くないので、登るのに苦労することはないだろう。
舞岡公園の案内板舞岡公園の案内板舞岡公園・瓜久保の家舞岡公園・瓜久保の家
舞岡公園の瓜久保舞岡公園の瓜久保舞岡公園の瓜久保の池(カッパ池)舞岡公園の瓜久保の池(カッパ池)舞岡公園のカッパ舞岡公園のカッパ
駐車場から一番遠い端にあるのが、瓜久保(うりくぼ)というエリアにある「瓜久保の家」と「瓜久保の池」だ。舞岡駅から徒歩で来た場合は、この瓜久保エリアから入場することになる。瓜久保の池は通称「カッパ池」とも呼ばれ、池のそばで伝説の妖怪・河童(かっぱ)が相撲をとっている。
この公園で特に感じるのは、いたるところに池や小川、湧水、田んぼがあり、とにかく水に恵まれているということ。また、自然保護区域が設定されていて立ち入りが制限されている場所があったりと、とにかく生きものへの配慮が行き届いているということ。訪問時は、まだ冬だったので、あまり生きものを確認できなかったが、春~夏~などに訪れれば、もっと多種多様な生きものたちのくらしを見ることができるだろう。
舞岡公園憲章舞岡公園憲章舞岡公園・瓜久保舞岡公園・瓜久保舞岡公園の谷戸の風景舞岡公園の谷戸の風景
舞岡公園の田園風景舞岡公園の田園風景舞岡公園の景色舞岡公園の景色舞岡公園・こぶし広場舞岡公園・こぶし広場
舞岡公園・おおなば橋舞岡公園・おおなば橋舞岡公園・駐車場舞岡公園・駐車場舞岡公園・駐車場舞岡公園・駐車場
今回、この舞岡公園を訪問して感じたのは、公園と言うには、あまりにも何もないということである。どこの公園にもある遊具などは一切ないのだ。しかし、その何もないのが、この公園の最大の魅力である。そこにあるのは、豊かな自然となつかしい横浜の原風景である。
なお公園内には、ジュースなどの自動販売機も食べ物などの売店もない。またゴミ箱もない。なので、持ち込んだ飲食物のゴミは、必ず持ち帰るようにしよう。あと動植物の採取も禁止されている。
ちなみに舞岡公園に隣接する市民の森「舞岡ふるさとの森」や「舞岡ふるさと村」という農業地域、「小川アメニティ散策路」などと併せて散策すれば、3~5時間のハイキングコースになる。
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