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十和田観光電鉄線の記憶 [2]
青森県三沢市の三沢駅から十和田市の十和田市駅までを結んでいた十和田観光電鉄線(とわだかんこうでんてつせん)の廃線前の記録です。 公開日:2012-04-05 シリーズ:廃線前/跡の記憶 |
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十和田観光電鉄線の記憶
[1] INDEXはこちら ≫≫[2] 三沢駅
三沢駅(みさわえき/Misawa Sta.)
青い森鉄道の三沢駅の改札を抜けると正面に「十和田市方面電車のりば→」の案内板が見えた。案内の方向に進むと正面口(西口)という出入口に出た。十和田観光電鉄の三沢駅(みさわえき)は、青い森鉄道の正面口に隣接する場所にあった。駅舎は、青い森鉄道と比べひと目で古い建物とわかる。「電車・バスのりば」と看板に書いてあるので、バスのりばと兼用の駅なのだろうか?
青い森鉄道の三沢駅の改札を抜けると正面に「十和田市方面電車のりば→」の案内板が見えた。案内の方向に進むと正面口(西口)という出入口に出た。十和田観光電鉄の三沢駅(みさわえき)は、青い森鉄道の正面口に隣接する場所にあった。駅舎は、青い森鉄道と比べひと目で古い建物とわかる。「電車・バスのりば」と看板に書いてあるので、バスのりばと兼用の駅なのだろうか?
駅舎に入ると左側にコインロッカーがある通路になっていた。通路を抜けると自動販売機が設置されたスペースがあり、通路にはストーブが設置されていた。この自動販売機の置かれているスペースは、かつては売店だったと言う。また、昭和時代には2階に喫茶店や案内所があったと言うが、現在は関係者以外立ち入り禁止になっている。ストーブの先の通路の左側にそば屋がある。このそば屋は、廃駅となった後も営業を続けるという。
そば屋の先は、通路が広くなっていて、電車とバスの出札口と待合室になっていた。電車乗車券の自動販売機は2台設置されている。待合室の先が改札口とホームになっていた。
三沢駅のホームには、「クハ7901」という車両が待っていた。この車両、どっかで見たことあるなぁ~と思ったら、かつて東急(東京急行電鉄)で使用されていた7700系という車両を改造した譲渡車なんだとか。調べてみたらこの7700系という車両は、現在(2012年)でも東急池上線と東急多摩川線で使用されている。なるほど車内は、東急線の雰囲気がそのままであった。