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十和田観光電鉄線の記憶 [7]
青森県三沢市の三沢駅から十和田市の十和田市駅までを結んでいた十和田観光電鉄線(とわだかんこうでんてつせん)の廃線前の記録です。 公開日:2012-04-05 シリーズ:廃線前/跡の記憶 |
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十和田観光電鉄線の記憶
[1] INDEXはこちら ≫≫[7] 十和田市駅
十和田市駅(とわだしえき/Towada-shi Sta.)
十和田観光電鉄線の終点の十和田市駅は、ホームと駅舎が道路をまたぐ連絡通路で結ばれていた。改札の前には、待合所があり、出札窓口と自動券売機2台が設置されていた。改札の正面のスペースでは、「TKD89ミュージアム」という特設会場が開設されていて、十和田観光電鉄写真展や十鉄グッズなどの販売を行っていた。駅舎は駅ビルとなっていて、バスターミナルや銀行、テナントなどが入っているようだったが、じっくり見ている時間がなかったので詳細はわからない。
三沢駅から十和田市駅まで、十和田観光電鉄線の駅を巡ってきて思ったのが、全線に渡り青森県道10号三沢十和田線と並走しているため、地元住民にとってこの区間の移動が電車である必要性は低く、代わりの路線バスが運行されるのであれば、さほど違いはないということ。
十和田観光電鉄線の終点の十和田市駅は、ホームと駅舎が道路をまたぐ連絡通路で結ばれていた。改札の前には、待合所があり、出札窓口と自動券売機2台が設置されていた。改札の正面のスペースでは、「TKD89ミュージアム」という特設会場が開設されていて、十和田観光電鉄写真展や十鉄グッズなどの販売を行っていた。駅舎は駅ビルとなっていて、バスターミナルや銀行、テナントなどが入っているようだったが、じっくり見ている時間がなかったので詳細はわからない。
まあ、本来は、十和田湖方面の観光客を運ぶのが目的だったのだろうけど、県外の観光客は、新しく開通した東北新幹線の八戸駅-新青森駅間にある七戸十和田駅(しちのへとわだえき)から路線バスをつかって十和田市に行くことができる。よって、わざわざ八戸駅から青い森鉄道を使って三沢駅に行き、この路線を利用する必要性がない。それと思ったのが、十和田市と言ってもけっこう広くて、十和田市駅から実際に十和田湖や各温泉地に行こうと思ったら、結局、そこから路線バスやレンタカーを使うことになるわけなので、県内の人は最初からマイカーやレンタカーで出かけるだろうし、県外の人は、青森駅、八戸駅、盛岡駅などから出ているバスを利用するだろうということ。
廃線になるってことで、初めて乗車してみて、そう思ったくらいなので、十鉄の人もそんなことはわかっているって言われそうだし、だから廃線になったということなのだろうけど。