JR東日本パス&はやぶさ号で行く青森弾丸トラベラー [3]

JR東日本パス&はやぶさ号で行く青森弾丸トラベラーのイメージ JR東日本パスと東北新幹線E5系はやぶさ号で、青森に・・・え!?そんな所まで!?“東北のためにできること”の一つとして、東北地方の旅があることを伝えたい。今年はみんな東北に行こう!
公開日:2011-07-06
シリーズ:What we can do for TOHOKU
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E5系はやぶさデッキE5系はやぶさデッキE5系はやぶさ3号車E5系はやぶさ3号車
※画像はクリックで拡大できます。

東京駅~新青森駅

AM8:50
予定より5分くらい遅れて、はやぶさ501号は東京駅を発車した。他の乗客の会話によると、どうやら線路に人が落ちたのが原因で遅れたらしい。はやぶさの車内は、とても静かなので、周りの人の会話がよく聞こえてくる。
10号車から入ってグランクラスの動画撮影をしていた中原は、しばらくしてから席にやって来た。
「お疲れ。なんか線路に人が落ちたらしいよ、クククク・・・」笑いをこらえながら堀田が言った。
「だからさっき警備員が"人が落ちてます、人が落ちてます、危ないから下がって"って必死だったんですかね」
そう言われると堀田は、思い出し笑いが止まらなくなった。それを見て中原は、不謹慎な人だなと思った。

「それで、グランクラスどうだった?」
「とにかく広かったです。ここが横5席ですけど、グリーン車は4席、グランクラスはなんと3席でした」
「ほー、やっぱすごいんだ?」
「たしかにすごいですけど・・・。ただ、この普通席も他の新幹線よりかなり足元が広いですし、この可動式のヘッドレストも“はやて”には付いてなかったです。グランクラスやグリーン車はもちろんいいですけど、これだけ快適なら普通席でも十分な気がします」本当は和洋の軽食+酒・ビール飲み放題付きのグランクラスに乗りたかったのだが、JR東日本パスの初日発売開始1分以内にすべて完売したと言われ、予約できなかった経緯があったからか、くやしさをなぐさめるように中原は言った。
しかし、そう言われるとはやぶさの普通席のシートが非常に快適なような気がしてきた堀田であった。

E5系はやぶさ車内のご案内E5系はやぶさ車内のご案内E5系はやぶさ普通車トイレE5系はやぶさトイレE5系はやぶさ普通車洗面台E5系はやぶさ洗面台
このE5系はやぶさ、東京駅(8:44発)から新青森駅(12:49着)までに途中停車する駅は、なんと大宮駅(9:09発)、仙台駅(10:51発)、盛岡駅(12:01発)のたった3駅である。トータル約4時間の乗車だが、動画の撮影やら、ツイッターやら、UQ WiMAXの電波状況調査やらとやることも多いので、まずは駅弁で朝食にすることにした。

堀田がチョイスしたのは『はやぶさ弁当(アルマイト)』(1800円)。東北新幹線E5系「はやぶさ」をプリントした昔懐かしいアルマイト容器に、青森をイメージしたメニューなどを盛り込んだ数量限定販売の駅弁である。
堀田の感想は、「味はシンプルでとてもうまいし、アルマイトの弁当箱は懐かしい気分にさせてくれる。ただ、価格の割には、具の内容が普通過ぎると思ったのも事実。たぶん弁当箱代のウェイトが高いと思われる。懐かしい気分に浸りたい人、この弁当箱が欲しい人や子どもにはオススメ。私の場合、荷物になるし、弁当箱とか使わないし、よーく考えたらちょっと微妙な弁当だった。まあ記念駅弁なので、はやぶさ乗車記念としてはいい」
はやぶさ弁当のパッケージはやぶさ弁当のパッケージはやぶさ弁当の弁当箱はやぶさ弁当の弁当箱はやぶさ弁当の中身はやぶさ弁当の中身
中原がチョイスしたのは『津軽味祭』(1200円)。海の幸、山の幸が豊かな青森、津軽をイメージした味覚が満載の新青森駅開業記念弁当である。
中原の感想は、「本物の竹を編んだ弁当箱は、視覚からもおいしそうな雰囲気が漂ってくる。ふたを開けてみるとなるほど、青森のねぶた祭りのようなとてもにぎやかな見た目の弁当だ。東北の食材をふんだんに使っており、食べ応えがある。味付けも山菜、海鮮ともに食材の良さを生かして作られていて、見た目の期待を裏切らない満足できる弁当だった。価格は若干高めの設定だが、食材の多さと満足できる味にぜひおススメしたい」
津軽味祭のパッケージ津軽味祭のパッケージ津軽味祭りの中身津軽味祭りの中身仙台駅の駅名標仙台駅の駅名標
※画像はクリックで拡大できます。
大宮駅に到着すると空いていた席が埋まり満席となった。
「なるほど大宮駅から乗る人も多いんですね」
「とういか、WiMAXがつながらないんだが・・・」
大宮駅を過ぎるとそれまで使えてたWiMAXが不安定になり、堀田がブツブツと文句を言い始めた。中原のドコモ・スマートフォンは普通に使える。
「やっぱドコモ最強伝説は健在ですね」
「いや、auだって普通に電波立ってるし・・・。やっぱ、新幹線って山間部を通るからWiMAXだと厳しいかな・・・」
この後も結局、仙台と盛岡の市街地区間を除き、堀田のWiMAXはまったく電波がつながらなかった。

はやぶさ車窓の景色(宮城県)はやぶさ車窓の景色(宮城県)盛岡駅盛岡駅盛岡駅盛岡駅
はやぶさ車窓の景色(岩手県)はやぶさ車窓の景色(岩手県)はやぶさ車窓の景色(岩手県)はやぶさ車窓の景色(岩手県)はやぶさ車窓の景色(青森県)はやぶさ車窓の景色(青森県)
「ドコモもつながらなくなりました」
盛岡を過ぎた辺りから、今度は中原がブツブツと文句を言い始めた。せっかく書いたブログの記事がアップできないと言う。しかし、すでに堀田は、あきらめてビールを片手にくつろいでいた。そんなこんなで、いろんなことをしながらの4時間はあっという間だった。

はやぶさに乗車した感想
中原「とても静かで超快適でした。壁の電源コンセントで、スマートフォンが充電できたのも良かった」
堀田「とにかく揺れが少なくて、乗り心地がいいからなのか、4時間乗ってもまったく疲れなかった」
【ルートマップ】東京駅~[東北新幹線]~新青森駅

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